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小学生が大活躍!『なかまプログラミングスター』って知ってる?

 令和2年12月、中間駅で面白いイベントがあったのを皆さんはご存じですか?
 そのイベントは、中間市内の小学5年生12人が、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」* を使ったプログラミングを通して、中間市の自慢紹介をするというもの。発表会で見事なプログラミングを披露してくれた子ども達には、市長から「なかまプログラミングスター」の称号が与えられました。

 今回は、12人のなかまプログラミングスターの勇姿を皆さんにお届けします!

*人型ロボット「Pepper」は、ソフトバンクロボティクス株式会社の商標及び登録商標です。本プログラミング教育は、ソフトバンクグループ株式会社およびソフトバンクロボティクス株式会社の「Pepper社会貢献プログラム2」で提供されたPepperを使い実施しています。

1.そもそもプログラミング教育ってなに?


 令和2年度から、小学校において導入された、プログラミング教育。
わたし(平成2年生まれ)が小学生の時にはありませんでした。なんだかプログラミング教育って響きからすごい。今の子ども達は、どんどん新しいことを勉強しているんですね。

 そもそもプログラミング教育とは、パソコンの技術を学ぶだけではなく、プログラミング的思考、つまり、順序立てて考え、試行錯誤し、物事を考える力を養うことを目的としています。つまり、プログラマーを育てるための勉強ではないということです。

 プログラミング教育、なんだか気になりますよね。

2.ソフトバンクとの連携協定が中間市を後押し


 そんな中、昨年9月に結んだソフトバンクとの連携協定をきっかけに、あの!Pepper が中間市にやってきました。子ども達にプログラミングへの興味をもってもらうため、Pepper のプログラミング発表会を行うこととなりました。

 そこで、発表会に参加してくれるメンバーを募集したところ、集まったのが、市内にある6つの小学校から選ばれた小学5年生の12人。発表会に向けて開催されたプログラミング教室に集結しました。

3.子ども達の自由な発想が爆発!!


 12人は小学校ごとに2人でチームを組み、それぞれミッションを与えられました。そのミッションとは、Pepper が世界遺産遠賀川水源地ポンプ室や垣生公園など6つのテーマに沿って喋るのに合わせて、動きや音をつけるプログラミングに挑戦してみようというもの。

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 教室は3時間という限られた時間だったので、動きや音をいくつかつけるだけで、精一杯かもしれない、なんて私は思っていました。

 ところが!子ども達のプログラミングを習得する早さ、そして自由な発想に驚かされることになります。

 あるチームは、あらかじめ用意されていたPepper の台本に、リアクション(例えば「わーい!」や「ざんね~ん」など)のプログラミングを追加していました。たしかに、ただ説明を聞かされるより、途中で Pepper のリアクションがあると面白いですよね。

 また、タッチ画面を応用したクイズを作るチームもいました。動きや音をつけるプログラミングしか教えていなかったのに、そんな技まで習得するなんて!気づいたら、教える側の私よりも高度なプログラミングを子ども達はやってのけていました。

 子ども達の「こんなことやってみたい!」、「これはどうやってやるんだろう?」という興味が、周囲の大人も驚くほどのスピードでたくさんのことを学んでいきます。そんな姿を目の当たりにした私は、改めて子どもの可能性を感じたのでした。

4.なかまプログラミングスターの誕生☆


 そして迎えた、プログラミング発表会当日。
 学校の先生や家族、友達、そして中間駅を利用しているお客さん、たくさんの人を前に、子ども達は堂々とプログラミングを披露してくれました。

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 プログラミング発表会の最後には、頑張ってくれた子どもたちに、福田市長から、なかまプログラミングスターの称号が与えられました。短い期間にも関わらず、Pepper を使いこなした12人のプログラミングスター。これから、学校でもクラスのみんなを引っ張っていく存在になってほしいと思いました。

5.LinQ との共演


 プログラミング発表会が終わったのも束の間、なかまプログラミングスターたちは新たな挑戦をします。

 それは、中間市のイベントに、九州のアイドルグループ LinQ がゲストとして曲を披露してもらうことになり、そのステージでPepper も一緒にダンスをするプログラミングを作るというものでした。

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 12人は、何回も曲を聴きながら、音と動きのタイミングが合うように調整し、前回よりもさらに完成度の高いプログラミングを完成させました。

 イベント当日、ステージでは Pepper が歌詞の内容に合わせた動きや、お客さんに向けて拍手を促すような動きなどをして、会場は大いに盛り上がり、LinQ のにぎやかし隊として立派に役目を務めてくれました。子ども達の一生懸命な思いが、会場にいる人にも伝わったと思います。

 なかまプログラミングスターのみんな、楽しいプログラミングを作ってくれてありがとう!

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6.これからの中間市のプログラミング教育


 なかまプログラミングスターの12人の活躍をお伝えしてきましたが、ここからは、今後の中間市が取り組むプログラミング教育についてお話したいと思います。

 今、中間市には3体のPepper がいて、今年度の前半は中間東小学校、中間北小学校、中間南小学校、後半は底井野小学校、中間小学校、中間西小学校をまわる計画です。

 すでに、前半組の3校では、5年生で Pepper のプログラミング授業が始まっています。
 初回授業にはソフトバンクの方がゲスト講師として来ていただきました。

 間近でみる Pepper に子ども達は大興奮!!次々と色んなアイディアが生まれ、あっという間に45分が過ぎてしまいました。授業が終わった後、子ども達から自然と「もっとやりたかったー!」という声が聞こえてきました。その意欲や向上心が成長の早さの秘訣なんですね。

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 これからも、中間市の学校ではPepperを活用した授業を行っていきます。様々な取り組みを考えていますので、今後のなかまプログラミングスターの誕生と活躍を皆さんも期待してくださいね!


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