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自家焙煎のカフェ「カフェ・ド・バルビゾン」さんのコーヒーの香り漂うお話

福岡県中間市にある自家焙煎のカフェ「カフェ・ド・バルビゾン」さんのコーヒーの香り漂うお話です。
「カフェ・ド・バルビゾン」さんは、ふるさと納税の返礼品を提供していただいている事業者さんで、注文が入ってから焙煎していて、全国の皆さんへ繊細な香りを提供していただいてます。

「カフェ・ド・バルビゾン」って、どんなお店ですか?

オーナーの 平田 恭子さん にお会いしてきました。

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お客さんの来やすいお店になったらいいなって思ってやっています。お店をすることが夢だったんです。それを主人と話していて、30歳を過ぎて家を建てるときにお店も一緒に。スタートは、1997年ですね。あれから22~23年。主人のサポートもあってここまで続けてこれました。
お店の名前の”バルビゾン”は、フランス パリの南にある「バルビゾン村」、絵画で有名なミレーとかコローなんか、自然派の画家が滞在してた場所なんです。その名前を貰いました。覚えにくいけど覚えたら忘れない、言いにくいけど忘れない名前ということで(笑)
お店では、コーヒー以外も提供しているんですけど、手作りを心がけています。

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コーヒーの魅力は?

実は若い頃、コーヒー飲んでなかったんです。ミルクコーヒーくらいかな(笑)。ストレートでコーヒーを飲むようになってからは、欠かせないものになりましたね。

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コーヒーって味の違いを判断することが難しいんです。でも飲んだ時に鮮度の違いは分かると思うんですよね。豆を焼いてさほど時間が経たないうちに、お客さんへお出しするようにはしてるんで、新鮮なものを味わっていただけると思います。豆は、焼いてから3~4日後くらいが一番美味しいんです。

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コーヒーの美味しい淹れるためのコツは?

淹れ加減で、コーヒーの濃さも変わってきます。軽い飲み口がお好きなら、淹れるスピードを速く、濃い飲み口がお好きなら、ゆっくりと淹れてみてください。同じ豆を使って淹れても、味が違いますから。
お湯の温度は、沸騰したままはダメです。100℃から少し下がったところで淹れるといいですよ。
自分の好きな淹れ方で、好きな飲み口で楽しんでいただいたら、いいですね。
怒って淹れると苦くなっちゃうんで、”美味しくなぁ~れ”って淹れると美味しくなると思いますよ(笑)

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コーヒー豆の保存方法は?

基本的には、焙煎後2週間で飲んでいただくことをお勧めしています。暑い夏以外は、室温でいいですよ。保存期間が2週間以上になるときには、冷蔵・冷凍保存になるんですけど、そうしちゃうと豆から水分が出てきて劣化するんで、早めに飲んでいただきたいですね。
豆と粉でも劣化速度は違いますね、粉は早いです。
2週間くらいの保存だったら、今、ふるさと納税でもお送りしてるパッケージのままでもいいですし、お気に入りのキャニスターを探して保存するのも楽しいですよ。道具を揃えていくのもいいですよね。お客さんで、グラインダーを買っていかれる方もいらっしゃいますし、手焼きの焙煎器を取り寄せてって言われた方もいましたね(笑)

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自家焙煎されてるんですよね?

お店を始めた頃、業者さんからコーヒー豆をいれてたんですけど、100%自分たち好みでなかったんで、コーヒー店をいろいろ回らせてもらったり、焙煎機メーカーさんからお話を聞かせてもらったりして、お店に、最初は小さな焙煎機を導入しました。そのあと、今の直火の焙煎機になりました。
うちは、1回の焙煎で1.5kgくらいの豆を焙煎します。以前、一度に多く焙煎したときに上手くいかず、”豆の汗かき”具合がイメージと違っていて、それ以来、1.5kgくらいでやってます。煎り加減は、ミディアムタイプですね。1回の焙煎は、だいたい10数分で、2回、3回とやってます。一番うまく焙煎できるのは、2回目かな。あと、焙煎するときは、すごく入り込んでしまうので、よく「焙煎中は、人が変わるね。」なんて言われます(笑)

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これまでお店を経営されてきて、思い出に残る出来事などありますか?

5年かな、いやそれ以上に、久しぶりにお見えになったお客さんに「お久しぶりですね。」とお話させていただいたら、すごく喜んでいただきましたね。あと、私、神社参りが好きなんですけど、お店に飾ってる竜神様を見て、同じ神社に興味のあるお客さんと盛り上がって、「あそこの神社がいいですよ。」と紹介しあったりしていますね。

お店の前は、高校と中学校がありますが、時代の変化など感じますか?

お店を建てる時に、前が学校だから、お店から見える景色は変わらないだろうねということで、この場所にしたんです。娘も通った学校なんですね。このお店の前に、学校へ続く坂道があって、春になると桜がきれいなんです。
そうそう、この前、取材で、LinQ(九州・福岡のアイドルグループ)さんが、来てくれて、お話で「このお店はいつからですか?」と聞かれて、1997年からですよ。と答えると、「私が生まれた年だ。」とおっしゃってて、時代の流れを感じました。(笑)

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普段はすごく柔らかな雰囲気の平田さんですが、コーヒーの話になると、熱のこもった語り口調で丁寧な説明をしていただけました。
素敵な雰囲気のお店に行ってのコーヒー談議はいかがでしょうか♬



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